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火のないところに煙は

芦沢 央

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」突然の依頼に、作家の「私」は、かつての凄惨な体験を振り返る。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。「私」は、事件を小説として発表することで情報を集めようとするがー。予測不可能な展開とどんでん返しの波状攻撃にあなたも必ず騙される。一気読み不可避、寝不足必至!!読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

芦沢 央

芦沢 央(あしざわ よう、1984年2月13日 -)は、日本の小説家・推理作家。東京都生まれ。神奈川県川崎市在住。千葉大学文学部卒業。 == 経歴 == 2000年ごろから文学賞への応募を続ける。出版社勤務を経て、2012年、「罪の余白」で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞し、小説家デビューする。選考委員の池上永一は「切り札の多さが魅力の作品だ」「手札の豊富さで読者を飽きさせない」、山本文緒は「エンターテインメント作品に紛れこませようとしても滲んできてしまう、この著者の只事ではないエネルギーを私は感じた」と評した。 2015年、「許されようとは思いません」で第68回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。
誕生(1984-02-13) 1984年2月13日(36歳) 日本・東京都
職業小説家、推理作家
言語日本語
国籍日本
教育学士(文学)
最終学歴千葉大学文学部卒業
活動期間2012年 -
主な受賞歴野性時代フロンティア文学賞(2012年)
デビュー作『罪の余白』(2012年)