心に龍をちりばめて
白石一文
小柳美帆はエリート記者の黒川丈二との結婚を目前に、故郷の福岡で同級生の仲間優司と再会する。中学時代「俺は、お前のためならいつでも死んでやる」と唐突に謎の言葉を口走った優司。今その背中に大きな龍の刺青と計り知れぬ過去を背負っていた。時間や理屈を超え、二人の心に働く不思議な引力の正体とはー恋より底深いつながりの核心に迫り、運命の相手の存在を確信させる傑作。
誕生 | (1958-08-27) 1958年8月27日(62歳) 福岡県福岡市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 早稲田大学政治経済学部 |
活動期間 | 1992年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『一瞬の光』(2000年)『ほかならぬ人へ』(2009年) |
主な受賞歴 | 第16回すばる文学賞『惑う朝』(1992年)第22回山本周五郎賞『この胸 |
デビュー作 | 『惑う朝』(1992年) |