聖者は海に還る
山田宗樹
ある中高一貫の進学校で生徒が教師を射殺して自殺した。事件の再発防止と生徒の動揺を抑えるため招聘された心の専門家・比留間。彼は教師と生徒の個を失わせることで校内に平穏をもたらす。だがその比留間の奥には、かつて眠らされた邪心が存在し…。『嫌われ松子の一生』の著者が“心の救済”の意義とそこに隠された危険性を問う衝撃作。
誕生 | (1965-11-02) 1965年11月2日(54歳) 愛知県犬山市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 筑波大学大学院農学研究科修士課程修了 |
活動期間 | 1998年 - |
代表作 | 『嫌われ松子の一生』(2003年)『百年法』(2012年) |
主な受賞歴 | 横溝正史ミステリ大賞(1998年)日本推理作家協会賞(長編および連作短編 |
デビュー作 | 『直線の死角』(1998年) |