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ギフテッド

山田宗樹

アメリカ合衆国に住む13才の少年の体内に“未知の臓器”が見つかった。以後、同様の臓器をもつ子供たちの存在が、世界各地で確認される。いつしか彼らは、羨望と畏れを込めて「ギフテッド」と呼ばれるようになった。当初は何の特徴も見られなかったギフテッドが覚醒した時、彼らを恐れ排除しようとしていた普通の人間たちがいきなり肉片と化す殺人事件が起こる。そして、ギフテッドに対する恐怖が暴走する。『百年法』を凌駕する、一気読み確実、超絶興奮の胸打つ大巨編ミステリー。

山田宗樹

山田 宗樹(やまだ むねき、1965年11月2日 -)は、日本の小説家。愛知県犬山市出身。愛知県立丹羽高等学校卒業。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了。 製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。以後、運命に翻弄される女性を題材にした小説を著す。2006年に『嫌われ松子の一生』(2003年、幻冬舎刊)が映画、ドラマ化されたことに続き、2007年3月には『黒い春』(2005年、幻冬舎文庫刊)がWOWOWのドラマW枠でドラマ化された。 == 文学賞受賞・候補歴 == 1998年 - 『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞受賞。
誕生(1965-11-02) 1965年11月2日(54歳) 愛知県犬山市
職業小説家
国籍日本
最終学歴筑波大学大学院農学研究科修士課程修了
活動期間1998年 -
代表作『嫌われ松子の一生』(2003年)『百年法』(2012年)
主な受賞歴横溝正史ミステリ大賞(1998年)日本推理作家協会賞(長編および連作短編
デビュー作『直線の死角』(1998年)