人類滅亡小説
山田宗樹
空に浮かぶ雲の中に古代から存在してきた微生物。それらが変異し大量発生、周囲の酸素を吸収するようになった。その雲が自重で地面に落下。その現象が起きた地点は急激な酸欠状態になり、ほとんどの生物が死んでいくという惨状が次次と発生。だがその予測不能な事態に、人間は有効な手立てを何も見いだせないでいた。終末感が漂う時代、人々はいかに生きるのかを選び始める。普段どおりの生活を続ける者、新興宗教に救いを求める者、微かな生存に望みを託す者、いっそ鮮やかな死を望む者、そしてー。
誕生 | (1965-11-02) 1965年11月2日(54歳) 愛知県犬山市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 筑波大学大学院農学研究科修士課程修了 |
活動期間 | 1998年 - |
代表作 | 『嫌われ松子の一生』(2003年)『百年法』(2012年) |
主な受賞歴 | 横溝正史ミステリ大賞(1998年)日本推理作家協会賞(長編および連作短編 |
デビュー作 | 『直線の死角』(1998年) |