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百年法 下

山田 宗樹

不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならないー円滑な世代交代を目論んだ「百年法」を拒否する者が続出。「死の強制」から逃れる者や、不老化処置をあえて受けず、人間らしく人生を全うする人々は、独自のコミュニティを形成し活路を見いだす。しかし、それを焼き払うかのように、政府の追っ手が非情に迫る…世間が救世主を求める中、少しずつ歪み出す世界に、国民が下した日本の未来は!?驚愕の結末!

山田 宗樹

山田 宗樹(やまだ むねき、1965年11月2日 -)は、日本の小説家。愛知県犬山市出身。愛知県立丹羽高等学校卒業。筑波大学大学院農学研究科修士課程修了。 製薬会社で農薬の研究開発に従事した後、『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞を受賞し作家デビュー。以後、運命に翻弄される女性を題材にした小説を著す。2006年に『嫌われ松子の一生』(2003年、幻冬舎刊)が映画、ドラマ化されたことに続き、2007年3月には『黒い春』(2005年、幻冬舎文庫刊)がWOWOWのドラマW枠でドラマ化された。 == 文学賞受賞・候補歴 == 1998年 - 『直線の死角』で第18回横溝正史ミステリ大賞受賞。
誕生(1965-11-02) 1965年11月2日(54歳) 愛知県犬山市
職業小説家
国籍日本
最終学歴筑波大学大学院農学研究科修士課程修了
活動期間1998年 -
代表作『嫌われ松子の一生』(2003年)『百年法』(2012年)
主な受賞歴横溝正史ミステリ大賞(1998年)日本推理作家協会賞(長編および連作短編
デビュー作『直線の死角』(1998年)