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僕は、そして僕たちはどう生きるか
梨木香歩
やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席だよ。コペル君14歳、考える。春の朝、近所の公園で、叔父のノボちゃんにばったり会った。そこから思いもよらぬ一日がはじまり…。少年の日の感情と思考を描く青春小説。
梨木香歩
梨木 香歩(なしき かほ、1959年 (昭和34年-)は、日本の児童文学作家、絵本作家、小説家。 == 来歴・人物 == 鹿児島県出身。同志社大学卒業。イギリスに留学し、児童文学者のベティ・モーガン・ボーエンに師事する。ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』を愛読書の1つにしており、新潮社より刊行されたガルシア=マルケス全小説の『百年の孤独』の解説を担当した。カヤックの愛好者でもある。時に宗教への思いが強く表れるが、特定の宗教には帰依していない。 == 受賞歴 == 『西の魔女が死んだ』で日本児童文学者協会新人賞、新美南吉児童文学賞、小学館文学賞を受賞 『裏庭』で児童文学ファンタジー大賞を受賞 『家守綺譚』で本屋大賞3位入賞 『沼地のある森を抜けて』で第5回(2005年度)センス・オブ・ジェンダー賞大賞を受賞。
誕生
鹿児島県
最終学歴
同志社大学
活動期間
1994年から現在
代表作
西の魔女が死んだ
デビュー作
西の魔女が死んだ
西の魔女が死んだ
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女...
家守綺譚
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時は1899年。トルコの首都スタンブールに留学中の村田君は、...
春になったら莓を摘みに
「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だ...
僕は、そして僕たちはどう生きるか
やあ。よかったら、ここにおいでよ。気に入ったら、ここが君の席...
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ぐるりのこと
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f植物園の巣穴
月下香の匂ひ漂ふ一夜。歯が痛む植物園の園丁は、誘われるように...
岸辺のヤービ
「世界ってなんてすばらしいんでしょう!」あの晴れた夏の日、わ...
丹生都比売
しずかに澄み渡る梨木香歩の小説世界。短篇9篇を収録する、初め...
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ピスタチオ
緑溢れる武蔵野にパートナーと老いた犬と暮らす棚(たな)。ライ...
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