春になったら莓を摘みに
梨木香歩
「理解はできないが、受け容れる」それがウェスト夫人の生き方だった。「私」が学生時代を過ごした英国の下宿には、女主人ウェスト夫人と、さまざまな人種や考え方の住人たちが暮らしていた。ウェスト夫人の強靭な博愛精神と、時代に左右されない生き方に触れて、「私」は日常を深く生き抜くということを、さらに自分に問い続けるー物語の生れる場所からの、著者初めてのエッセイ。
誕生 | 鹿児島県 |
最終学歴 | 同志社大学 |
活動期間 | 1994年から現在 |
代表作 | 西の魔女が死んだ |
デビュー作 | 西の魔女が死んだ |