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生きる力森田正馬の15の提言

帚木蓬生

20世紀の初頭、西のフロイトと全くかけ離れた、東の森田正馬が創出した「森田療法」とは何か。薬を用いず、現在も学校現場や職場のメンタルヘルスでも実践され、認知行動療法にも取り入れられている、著者が臨床三十五年のなかで、患者に応用し、一般人にもそして自らも指針としてきた療法とその創始者の生涯を、小説家と精神科医の二つの奥深い視点からとらえた画期的な書。

帚木蓬生

帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい、1947年1月22日 -)は、日本の小説家、精神科医。福岡県小郡市生まれ。 東京大学文学部仏文科卒、九州大学医学部卒。ペンネームは、『源氏物語』五十四帖の巻名「帚木(ははきぎ)」と「{{読み仮名_ruby不使用蓬生|よもぎう}}」から。本名は森山 成彬(もりやま なりあきら)。 == 経歴 == 東京大学仏文科時代は剣道部員、卒業後TBSに勤務。2年後に退職し、九州大学医学部を経て精神科医に。その傍らで執筆活動に励む。
誕生(1947-01-22) 1947年1月22日(73歳)福岡県小郡市
職業小説家・精神科医
国籍日本
活動期間1975年 -
ジャンル医療・サスペンス
代表作『閉鎖病棟』(1994年)『エンブリオ』(2002年)
主な受賞歴吉川英治文学新人賞(1992年)山本周五郎賞(1995年)柴田錬三郎賞(