国銅(上巻)
帚木蓬生
歯を食いしばり一日を過ごす。星を数える間もなく眠りにつく。都に献上する銅をつくるため、若き国人は懸命に働いた。優しき相棒、黒虫。情熱的な僧、景信。忘れられぬ出会いがあった。そしてあの日、青年は奈良へ旅立った。大仏の造営の命を受けて。生きて帰れるかは神仏のみが知る。そんな時代だ。天平の世に生きる男と女を、作家・帚木蓬生が熱き想いで刻みつけた、大河ロマン。
誕生 | (1947-01-22) 1947年1月22日(73歳)福岡県小郡市 |
職業 | 小説家・精神科医 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1975年 - |
ジャンル | 医療・サスペンス |
代表作 | 『閉鎖病棟』(1994年)『エンブリオ』(2002年) |
主な受賞歴 | 吉川英治文学新人賞(1992年)山本周五郎賞(1995年)柴田錬三郎賞( |