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小説あります

門井慶喜

N市立文学館は財政難のため廃館が決定した。文学館に勤めていた老松郁太は、その延命のため、展示の中心的作家・徳丸敬生の晩年の謎を解こうと考える。30年前、作家は置き手紙を残して行方不明となっていたのだ…。謎解きの過程で郁太は、文学館の存続を懸けて「人はなぜ小説を読むのか」という大きな命題に挑むことに。はたして、主人公がたどり着いた結論とは!?

門井慶喜

門井 慶喜(かどい よしのぶ、1971年11月2日 -)は、日本の小説家、推理作家。 群馬県桐生市生まれ。同志社大学文学部文化学科文化史学専攻(現・文学部文化史学科)卒業。 == 略歴 == 出生は群馬県だが、3歳のときに転居した栃木県宇都宮市で育つ。宇都宮市立城山東小学校から宇都宮市立国本中央小学校を経て、宇都宮市立国本中学校、栃木県立宇都宮東高等学校、同志社大学文学部文化学科文化史学専攻(現・文学部文化史学科)卒業。 大学卒業後、1994年から2001年まで宇都宮市にキャンパスのある帝京大学理工学部で職員として勤務。初めて文学賞に応募したのは2000年の創元推理短編賞。 2003年「キッドナッパーズ」で第42回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。
誕生(1971-11-02) 1971年11月2日(48歳) 日本 埼玉県羽
職業小説家推理作家
言語日本語
国籍日本
教育学士
最終学歴同志社大学文学部文化学科文化史学専攻
活動期間2003年 -
ジャンル小説、評論
主な受賞歴オール讀物推理小説新人賞(2003年)直木三十五賞(2018年)
デビュー作「キッドナッパーズ」(2003年)