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ジパング島発見記

山本兼一

種子島に鉄炮を伝えた女難の美男ゼイモト。冒険商人ホラ吹きピント。キリスト教を伝えに来日した耳鳴り持ちのザビエル。日本初の病院を作ったアルメイダ。語学堪能で記録癖のフロイス。東洋人を極端に蔑視するカブラル布教長。天正少年使節団を遣欧したヴァリニャーノ。大航海時代、西洋人7人が発見した最果ての島国ー織田信長ら戦国武将の実態、珍妙な文化や風習を描く画期的な戦国歴史小説。

山本兼一

山本 兼一(やまもと けんいち、1956年7月23日 - 2014年2月13日)は、日本の小説家。 京都市生まれ。京都市立紫野高等学校、同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻卒業。出版社、編集プロダクション勤務、フリーライターを経て作家デビュー。 松尾芭蕉などを専門とする国文学者・山本唯一(大谷大学名誉教授)の長男として京都府に生まれる。先祖は代々新潟県真宗寺院の僧侶。2012年10月に肺腺癌で一度入院。2013年12月中旬に病状が悪化して再入院し、病床で執筆を続けていた。
誕生(1956-07-23) 1956年7月23日京都市
死没(2014-02-13) 2014年2月13日(57歳没)京都市
職業小説家
教育学士
最終学歴同志社大学文学部
活動期間2002年 - 2014年
ジャンル時代小説、歴史小説
代表作『火天の城』『利休にたずねよ』
主な受賞歴松本清張賞(2004年)直木賞(2009年)