双頭のバビロン(下)
皆川博子
保護者ヴァルターとの静かな生活から一転、過酷な戦場へ兵士として赴くことになったユリアンとその親友ツヴェンゲル。著名な映画監督となりながらも、撮影現場での大火事の責任をとり、ハリウッドから離れざるを得なくなったゲオルク。交錯しては離れていく双子の運命は、鴉片と悪徳が蔓延する魔都・上海で驚くべき邂逅を果たす。数奇な双生児を巡る群像劇は、ここに終幕を迎える。
誕生 | 1929年12月8日あるいは1930年1月2日 日本統治下朝鮮・京城府( |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京女子大学外国語科英文学専攻中退[1] |
活動期間 | 1972年 - |
ジャンル | 幻想小説、推理小説 |
主な受賞歴 | 学研児童文学賞(1970年)小説現代新人賞(1973年)日本推理作家協会 |
デビュー作 | 『海と十字架』(1972年) |
親族 | 塩谷信男(父)塩谷信幸(弟)塩谷隆志(弟)福田陽一郎(又従弟)木崎さと子 |