幕末動乱の男たち(上)30刷改版
海音寺潮五郎
いま、まさに新時代の胎動が始まっているー。勤王、佐幕と立場は違えど、激変する世相の中であくまでも己が志に忠実であろうとした維新期の人物群像。その苛烈な生き様を、著者は極限まで潤色を排した筆致で鮮やかに描き上げる。上巻は武市半平太、小栗上野介など非業の最期を遂げた六人を収録。「史伝」の伝統を日本に根付かせた海音寺文学の白眉、歴史ファン必読の列伝体短編集。
誕生 | 末冨 東作(すえとみ とうさく)1901年(明治34年)11月5日 日本 |
死没 | 1977年(昭和52年)12月1日 日本 栃木県黒磯市 |
墓地 | 築地本願寺和田堀廟所 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1929年(昭和4年) - 1977年(昭和52年) |
ジャンル | 歴史小説 |
代表作 | 『天正女合戦』(1936年)『武道伝来記』(1936年)『天と地と』(1 |
主な受賞歴 | サンデー毎日大衆文芸賞(1934年)、直木三十五賞(1936年)、菊池寛 |