無垢の領域
桜木紫乃
道東釧路で図書館長を務める林原を頼りに、25歳の妹純香が移住してきた。生活能力に欠ける彼女は、書道の天才だった。野心的な書道家秋津は、養護教諭の妻伶子に家計と母の介護を依存していた。彼は純香の才能に惚れ込み、書道教室の助手に雇う。その縁で林原と伶子の関係が深まり…無垢な存在が男と女の欲望と嫉妬を炙り出し、驚きの結末へと向かう。濃密な長編心理サスペンス。
誕生 | (1965-04-19) 1965年4月19日(55歳) 北海道釧路市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 北海道釧路東高等学校卒業 |
活動期間 | 2007年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ラブレス』『ホテルローヤル』 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(2002年)島清恋愛文学賞(2013年)直木三十五賞( |
デビュー作 | 『氷平線』 |
配偶者 | あり |
子供 | 2人 |