ワン・モア
桜木紫乃
安楽死事件を起こして離島にとばされてきた女医の美和と、オリンピック予選の大舞台から転落した元競泳選手の昴。月明かりの晩、よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげー。同じ頃、美和の同級生の鈴音は余命宣告を受けていて…どうしようもない淋しさにひりつく心。人肌のぬくもりにいっときの慰めを求め、切実に生きようともがく人々に温かなまなざしを投げかける、再生の物語。
誕生 | (1965-04-19) 1965年4月19日(55歳) 北海道釧路市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 北海道釧路東高等学校卒業 |
活動期間 | 2007年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ラブレス』『ホテルローヤル』 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(2002年)島清恋愛文学賞(2013年)直木三十五賞( |
デビュー作 | 『氷平線』 |
配偶者 | あり |
子供 | 2人 |