cover

氷平線

桜木 紫乃

真っ白に海が凍るオホーツク沿岸の町で、静かに再会した男と女の凄烈な愛を描いた表題作、酪農の地を継ぐ者たちの悲しみと希望を牧草匂う交歓の裏に映し出した、オール讀物新人賞受賞作「雪虫」ほか、珠玉の全六編を収録。北の大地に生きる人々の哀歓を圧倒的な迫力で描き出した、著者渾身のデビュー作品集。

桜木 紫乃

桜木 紫乃(さくらぎ しの、1965年4月19日 - )は、日本の小説家、詩人。北海道釧路市生まれ。江別市在住。 == 経歴・人物 == 釧路市立北中学校卒業。北海道釧路東高等学校卒業。中学生の時に原田康子の『挽歌』に出会い文学に目覚める。高校時代は文芸クラブに所属。高校卒業後、裁判所でタイピストとして勤めたが、24歳で結婚して退職し、専業主婦となる。
誕生(1965-04-19) 1965年4月19日(55歳) 北海道釧路市
職業小説家
言語日本語
国籍日本
最終学歴北海道釧路東高等学校卒業
活動期間2007年 -
ジャンル小説
代表作『ラブレス』『ホテルローヤル』
主な受賞歴オール讀物新人賞(2002年)島清恋愛文学賞(2013年)直木三十五賞(
デビュー作『氷平線』
配偶者あり
子供2人