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エデンの果ての家

桂 望実

母が殺されたー葬儀の席で逮捕されたのは、僕の弟だった。エリートサラリーマンの父、良妻賢母の母、両親に溺愛され育てられた弟。「理想の家庭」の中で、一人除け者のような存在の主人公・葉山和弘は、真相を求めて父と衝突を繰り返す。家族とは何か、なぜ犯罪が起こったのか。胸を打つ渾身の「魂のミステリ」。

桂 望実

桂 望実(かつら のぞみ、1965年 - )は、日本の小説家。東京都生まれ。大妻女子大学文学部国文科卒業。会社員、フリーライターを経て、2003年、『死日記』で「作家への道!」優秀賞(エクスナレッジ)を受賞し、小説家デビュー。2005年『県庁の星』が映画化され、ベストセラーになる。 == 著作リスト == 死日記(2002年12月 エクスナレッジ / 2006年7月 小学館文庫) ボーイズ・ビー(2004年3月 小学館 / 2007年10月 幻冬舎文庫) 県庁の星(2005年9月 小学館 / 2008年10月 幻冬舎文庫) Lady, Go(2006年7月 幻冬舎 / 2009年8月 幻冬舎文庫) Run! Run! Run!(2006年11月 文藝春秋 / 2009年7月 文春文庫) 明日この手を放しても(2007年6月 新潮社 / 2010年5月 新潮文庫) 女たちの内戦(2007年11月 朝日新聞出版) 【改題】もしも、あと少し、幸せになれるとしたら。
誕生1965年 日本・東京都
職業小説家
最終学歴大妻女子大学文学部国文科卒業
活動期間2003年 -
代表作『県庁の星』(2005年)
主な受賞歴「作家への道!」優秀賞(2003年)
デビュー作『死日記』
公式サイト桂 望実 オフィシャルホームページ