平等ゲーム
桂望実
「一六〇〇人、全員平等」の島がある。仕事は四年ごとの抽選で決まり、住居は家賃も光熱費もタダ。究極のユートピアだった。島生まれの芦田耕太郎は、そこが夢の社会であると信じて疑わない。だが、島民が欲を満たすために金のやり取りをしていると知った彼が動き始めた時、理念の裏側に渦巻く小狡い人間の性が露呈するー。圧巻の傑作長編小説。
誕生 | 1965年 日本・東京都 |
職業 | 小説家 |
最終学歴 | 大妻女子大学文学部国文科卒業 |
活動期間 | 2003年 - |
代表作 | 『県庁の星』(2005年) |
主な受賞歴 | 「作家への道!」優秀賞(2003年) |
デビュー作 | 『死日記』 |
公式サイト | 桂 望実 オフィシャルホームページ |