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いるいないみらい

窪 美澄

夫と二人の快適な生活に満足していた知佳。しかし妹の出産を機に、彼の様子が変わってきて…「1DKとメロンパン」。妊活を始めて4カ月が過ぎた。時間がないとあせる妻に対し、夫の睦生は…「無花果のレジデンス」。独身OLの茂斗子は、単身者しか入居していないはずのマンションで子どもの泣き声を聞いて…「私は子どもが大嫌い」。子どもがいてもいなくても…毎日を懸命に生きるすべての人へ、そっと手を差し伸べてくれる、5つの物語。

窪 美澄

窪 美澄(くぼ みすみ、1965年 - )は、日本の小説家。 == 略歴 == 東京都稲城市生まれ。カリタス女子中学校、カリタス女子高等学校卒業。実家は代々酒屋だったが父親が自己破産したこともあり、短大は中退。その後、広告制作会社勤務を経て、出産後フリーランスの編集ライターとして働く。妊娠、出産、子育て、女性の体と健康を中心にすえ、占星術、漢方などをテーマに、書籍、雑誌、webの世界で活動。 2009年「ミクマリ」で第8回R-18文学賞大賞を受賞し小説家デビュー。2011年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)で第24回山本周五郎賞受賞、第8回本屋大賞第2位。
誕生1965年 日本 東京都稲城市
職業小説家
活動期間2009年-
ジャンル小説
代表作『ふがいない僕は空を見た』(2010年)
主な受賞歴R-18文学賞(2009年)山本周五郎賞(2011年)山田風太郎賞(20
デビュー作「ミクマリ」(2009年)
子供息子[1]