ふがいない僕は空を見た
窪美澄
高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだがー。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R-18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。
誕生 | 1965年 日本 東京都稲城市 |
職業 | 小説家 |
活動期間 | 2009年- |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『ふがいない僕は空を見た』(2010年) |
主な受賞歴 | R-18文学賞(2009年)山本周五郎賞(2011年)山田風太郎賞(20 |
デビュー作 | 「ミクマリ」(2009年) |
子供 | 息子[1] |