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道徳という名の少年

桜庭 一樹

美しい娼婦の四姉妹が遺したものは?(「1、2、3、悠久!」)。愛するその「手」に抱かれて、わたしは天国を見る。(「ジャングリン・パパの愛撫の手」)。死にかけた伝説のロック・スターに会うため、少女たちは旅立つ。(「地球で最後の日」)。エロスと、魔法と、あふれる音楽!-直木賞作家が描く、甘美な滅びの物語集。最初期から最新作までを網羅したインタヴュー集「桜庭一樹クロニクル2006-2012」も同時収録。

桜庭 一樹

桜庭 一樹(さくらば かずき、1971年7月26日 -)は、日本の作家、小説家。島根県生まれ、鳥取県米子市出身。1999年、「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。ゲームのノベライズやライトノベル、ジュブナイルなどの作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを数多く手がける。 2008年に『私の男』で直木賞を受賞した。他の作品に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。 == 経歴 == === 出生から学生時代まで === 鳥取県米子市出身(島根県生まれ)。 小説を書き始めたのは小学校4、5年生のときで、図書室でよく会う女の子がいて、仲良くなり、その子が小説みたいなものを書いていたので、「自分もやってみようかな」と小説の真似みたいなのをノートに書き出したのが最初である。
誕生(1971-07-26) 1971年7月26日(49歳) 日本 島根県
職業小説家、ゲームシナリオライター
言語日本語
国籍日本
活動期間1996年 -
ジャンル推理小説、ミステリ、ライトノベル
代表作『GOSICK -ゴシック-』(2003年)『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけな
主な受賞歴日本推理作家協会賞(2007年)直木三十五賞(2008年)
デビュー作『アークザラッド』(ゲームのノベライズ、山田桜丸名義)
配偶者友野英俊(2009年 - 2011年)
公式サイト桜庭一樹オフィシャルサイト