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少女には向かない職業

桜庭一樹

あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した…あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったからー。これは、ふたりの少女の凄絶な“闘い”の記録。『赤朽葉家の伝説』の俊英が、過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いて話題を呼んだ傑作。

桜庭一樹

桜庭 一樹(さくらば かずき、1971年7月26日 -)は、日本の作家、小説家。島根県生まれ、鳥取県米子市出身。1999年、「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。ゲームのノベライズやライトノベル、ジュブナイルなどの作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを数多く手がける。 2008年に『私の男』で直木賞を受賞した。他の作品に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。 == 経歴 == === 出生から学生時代まで === 鳥取県米子市出身(島根県生まれ)。 小説を書き始めたのは小学校4、5年生のときで、図書室でよく会う女の子がいて、仲良くなり、その子が小説みたいなものを書いていたので、「自分もやってみようかな」と小説の真似みたいなのをノートに書き出したのが最初である。
誕生(1971-07-26) 1971年7月26日(49歳) 日本 島根県
職業小説家、ゲームシナリオライター
言語日本語
国籍日本
活動期間1996年 -
ジャンル推理小説、ミステリ、ライトノベル
代表作『GOSICK -ゴシック-』(2003年)『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけな
主な受賞歴日本推理作家協会賞(2007年)直木三十五賞(2008年)
デビュー作『アークザラッド』(ゲームのノベライズ、山田桜丸名義)
配偶者友野英俊(2009年 - 2011年)
公式サイト桜庭一樹オフィシャルサイト