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検事の信義

柚月裕子

任官5年目の検事・佐方貞人は、認知症だった母親を殺害して逮捕された息子・昌平の裁判を担当することになった。昌平は介護疲れから犯行に及んだと自供、事件は解決するかに見えた。しかし佐方は、遺体発見から逮捕まで「空白の2時間」があることに疑問を抱く。独自に聞き取りを進めると、やがて見えてきたのは昌平の意外な素顔だった…。(「信義を守る」)

柚月裕子

柚月 裕子(ゆづき ゆうこ、1968年5月12日 - )は、日本の小説家・推理作家。岩手県釜石市出身。山形県山形市在住。釜石応援ふるさと大使。 == 来歴 == 岩手県釜石市の出身で、小学2年生から5年生までの間は盛岡市で過ごし、盛岡市立山岸小学校で学んだ。子どもの頃は転勤族で小学校を3回変わるなど、岩手県内をあちこち転校していたという。少女時代からシャーロック・ホームズシリーズに親しむ。成人するまでは岩手県で過ごし、高校卒業後に父の転勤に伴って山形県山形市に転居。
誕生(1968-05-12) 1968年5月12日(52歳) 日本・岩手県
職業小説家、推理作家
言語日本語
国籍日本
活動期間2009年 -
ジャンル推理小説
主な受賞歴『このミステリーがすごい!』大賞(2008年)大藪春彦賞(2013年)日
デビュー作『臨床真理』(2009年)