慈雨
柚月 裕子
警察官を定年退職し、妻と共に四国遍路の旅に出た神場。旅先で知った少女誘拐事件は、16年前に自らが捜査にあたった事件に酷似していた。手掛かりのない捜査状況に悩む後輩に協力しながら、神場の胸には過去の事件への悔恨があった。場所を隔て、時を経て、世代をまたぎ、織り成される物語。事件の真相、そして明らかになる事実とは。安易なジャンル分けを許さない、芳醇たる味わいのミステリー。
誕生 | (1968-05-12) 1968年5月12日(52歳) 日本・岩手県 |
職業 | 小説家、推理作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2009年 - |
ジャンル | 推理小説 |
主な受賞歴 | 『このミステリーがすごい!』大賞(2008年)大藪春彦賞(2013年)日 |
デビュー作 | 『臨床真理』(2009年) |