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天水桃綺譚

凪良 ゆう/藤 たまき

桃農家の亨が見つけた、金色の芳しい桃。それは、天から落ちた桃の精だった。金髪の美しい少年に変じモモと名付けられた彼は、天真爛漫に下界での暮らしを楽しむ。ぎこちなくも不器用な優しさで見守る亨と、純真なモモはやがて想いを寄り添わせていくが、それは許されぬ恋だったー。その後のふたりに加え、白虎さまに恋慕する、未熟な桃の精・コモモの切ない恋物語も書き下ろし。

凪良 ゆう/藤 たまき

凪良 ゆう(なぎら ゆう)は、日本の小説家。滋賀県生まれ。 == 経歴 == もともとは漫画家志望だったが、「銀河英雄伝説」の二次創作にはまった。執筆活動に入ってからは、ボーイズラブを10年以上書き続ける一方で、ボーイズラブ以外の作品も執筆している。一貫しているのは「どこまでも世間と相いれない人たち」を書いてきたことだという。 2006年、「小説花丸」に掲載された中篇「恋するエゴイスト」でデビュー。2007年、『花嫁はマリッジブルー』が初著書となる。2020年、『流浪の月』で第17回本屋大賞を受賞 。
誕生日本・滋賀県
職業小説家ボーイズラブ小説家
言語日本語
国籍日本
活動期間2006年 -
ジャンルボーイズラブ恋愛
主な受賞歴本屋大賞(2020年)
デビュー作「恋するエゴイスト」(2006年)