cover

わたしの美しい庭

凪良 ゆう

統理と小学生の百音はふたり暮らしだが、血はつながっていない。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。その生活を“変わってる”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。三人が住むマンションの屋上には小さな神社があり、地元の人からは『屋上神社』などと呼ばれている。断ち物の神さまが祀られていて、悪いご縁を断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるがーそこを訪れる“生きづらさ”を抱えた人たちと、「わたし」の物語。

凪良 ゆう

凪良 ゆう(なぎら ゆう)は、日本の小説家。滋賀県生まれ。 == 経歴 == もともとは漫画家志望だったが、「銀河英雄伝説」の二次創作にはまった。執筆活動に入ってからは、ボーイズラブを10年以上書き続ける一方で、ボーイズラブ以外の作品も執筆している。一貫しているのは「どこまでも世間と相いれない人たち」を書いてきたことだという。 2006年、「小説花丸」に掲載された中篇「恋するエゴイスト」でデビュー。2007年、『花嫁はマリッジブルー』が初著書となる。2020年、『流浪の月』で第17回本屋大賞を受賞 。
誕生日本・滋賀県
職業小説家ボーイズラブ小説家
言語日本語
国籍日本
活動期間2006年 -
ジャンルボーイズラブ恋愛
主な受賞歴本屋大賞(2020年)
デビュー作「恋するエゴイスト」(2006年)