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黙示録 上

池上 永一

1712年、琉球王に第13代尚敬王が即位した。国師の蔡温は国を繁栄させるため、王の身代わりとなる存在「月しろ」を探し始めた。一方、貧しさから盗みを働く蘇了泉は、王宮を追われた舞踊家・石羅吾に踊りの天賦の才を見出される。病気の母親を救うため、謝恩使の楽童子として江戸に上ることを決めた了泉。だが船中には、もうひとりの天才美少年・雲胡が同乗していた…。将軍に拝謁すべく、2人の舞踊家が鎬を削る!

池上 永一

池上 永一(いけがみ えいいち、1970年5月24日 - )は、日本の小説家。沖縄県出身。那覇市に生まれ、3歳より中学卒業まで石垣島で育つ。本名は又吉真也。血液型はO型。沖縄県立開邦高等学校卒業、早稲田大学人間科学部人間健康科学科催眠専攻中退。 1994年、早稲田大学在学中に『バガージマヌパナス』で第6回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し活動開始。1998年、『風車祭(カジマヤー)』が直木賞候補となる。
誕生又吉 真也 (1970-05-24) 1970年5月24日(50歳) 沖
職業小説家
活動期間1994年 -
主題小説
主な受賞歴日本ファンタジーノベル大賞(1994年)山田風太郎賞(2017年)
デビュー作『バガージマヌパナス』(1994年)