わたしの芭蕉
加賀 乙彦
本書の第一部では芭蕉の句を詠む姿を追う。度重なる推敲の過程をたどり、満足すべき表現に到達する姿の感動を記した。第二部は、深い愛着の心で自然や人事と交わる芭蕉の姿を見る。そして第三部では、芭蕉の人生行路に注目しつつ、俳句をちりばめた紀行や豊かな俳味を持つ俳文の世界を味わう。奥深い芭蕉の世界にふれる喜びが伝わる一冊。古典に深く親しんできた作家が、芭蕉の句を読み解きながら、日本語の豊かさ、人の生き方、老いと死の迎え方を伝える名エッセイ。
誕生 | 小木 貞孝(こぎ さだたか) (1929-04-22) 1929年4月2 |
職業 | 小説家医学者精神科医 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 医学博士(東京大学・1960年) |
最終学歴 | 東京大学医学部卒業 |
活動期間 | 1967年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『フランドルの冬』 (1967年)『帰らざる夏』(1973年)『宣告』( |
主な受賞歴 | 芸術選奨新人賞(1968年)谷崎潤一郎賞(1973年)日本文学大賞(19 |
デビュー作 | 『フランドルの冬』 (1967年) |
子供 | 加賀真帆(娘) |
親族 | 野上八十八(祖父)小木孝次(父) |
公式サイト | 加賀乙彦オフィシャルブログ |