湿原(下)
加賀乙彦
第一審で死刑と無期懲役の判決を受けた二人にとって、冤罪の汚名を雪ぐことは決して容易ではない。しかし青年弁護士阿久津は献身的な弁護活動で、二人のアリバイを立証しようとする。厚夫は、未決の死刑囚として拘置所で日々を過ごす。人生の長き時を閉ざされた監獄の中で過ごした意味とは何だったのか。厚夫は我が罪を問い続ける。そして二審判決はー。人間にとって魂の救済と愛の意味を問い続ける感動の長編小説。
誕生 | 小木 貞孝(こぎ さだたか) (1929-04-22) 1929年4月2 |
職業 | 小説家医学者精神科医 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 医学博士(東京大学・1960年) |
最終学歴 | 東京大学医学部卒業 |
活動期間 | 1967年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『フランドルの冬』 (1967年)『帰らざる夏』(1973年)『宣告』( |
主な受賞歴 | 芸術選奨新人賞(1968年)谷崎潤一郎賞(1973年)日本文学大賞(19 |
デビュー作 | 『フランドルの冬』 (1967年) |
子供 | 加賀真帆(娘) |
親族 | 野上八十八(祖父)小木孝次(父) |
公式サイト | 加賀乙彦オフィシャルブログ |