螺旋と蒼穹
埴谷雄高
戦後文学の現場を共有しつつ亡くなった野間宏・井上光晴らへの心からなる哀悼を巻頭に、「社会主義」体制の崩壊へいたる現代史の螺旋状の展開を蒼穹への飛躍と見立て、大江健三郎・島田雅彦ら継走者たちへオマージュを捧げる一方で、ポオやサルトル、モツァルトまで自在に論じ尽くし自身の生活日常にも分け入った変幻自在な53篇の最新評論集。
誕生 | 般若 豊(はんにゃ ゆたか)1909年12月19日 日本・台湾新竹 |
死没 | (1997-02-19) 1997年2月19日(87歳没) 日本・東京都 |
墓地 | 青山墓地 |
職業 | 評論家、作家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 日本大学中退 |
活動期間 | 1939年 - 1997年 |
主題 | 小説、評論 |
文学活動 | 第一次戦後派 |
代表作 | 『不合理ゆえに吾信ず』(1950年)『虚空』(1960年)『闇のなかの黒 |
主な受賞歴 | 谷崎潤一郎賞(1970年)日本文学大賞(1976年)藤村記念歴程賞(19 |
デビュー作 | 『不合理ゆえに吾信ず』(1950年) |
配偶者 | あり |