真夏の雷管
佐々木譲
夏休み。鉄道好きで“スーパーおおぞら”に憧れる僕は、ある日出会った男性に小樽の鉄道博物館へ連れて行ってもらえることに。最高の夏になると信じていたのに、こんな大ごとになるなんてー。生活安全課の小島百合は、老舗店で万引きした男子小学生を補導した。署に連れて行くも少年に逃げられてしまう。一方、刑事課の佐伯宏一は園芸店窃盗犯を追っていた。盗まれたのは爆薬の材料にもなる化学肥料の袋。二つの事件は交錯し、思わぬ方向へ動き出す。北海道警察シリーズ第八弾。
誕生 | (1950-03-16) 1950年3月16日(70歳)北海道夕張市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1979年 - |
ジャンル | 冒険小説・時代小説・警察小説 |
代表作 | 『エトロフ発緊急電』(1989年)『警官の血』(2007年) |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1979年)山本周五郎賞(1989年)日本推理作家協会 |
デビュー作 | 『鉄騎兵、跳んだ』(1979年) |