密売人
佐々木譲
十月下旬の北海道で、ほぼ同時期に三つの死体が発見された。函館で転落死体、釧路で溺死体、小樽で焼死体。それぞれ事件性があると判断され、津久井卓は小樽の事件を追っていた。一方、小島百合は札幌で女子児童が何者かに車で連れ去られたとの通報を受け、捜査に向かった。偶然とは思えない三つの不審死と誘拐。次は自分の協力者が殺人の標的になると直感した佐伯宏一は、一人裏捜査を始めるのだが…。道警シリーズ第五弾、待望の文庫化!
誕生 | (1950-03-16) 1950年3月16日(70歳)北海道夕張市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1979年 - |
ジャンル | 冒険小説・時代小説・警察小説 |
代表作 | 『エトロフ発緊急電』(1989年)『警官の血』(2007年) |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1979年)山本周五郎賞(1989年)日本推理作家協会 |
デビュー作 | 『鉄騎兵、跳んだ』(1979年) |