ストックホルムの密使(上巻)
佐々木譲
イタリアは降伏、ベルリンも陥落した第二次大戦末期、孤立無援の日本では、米軍による本土空襲が激化し、戦局は絶望への道を辿る一方だった。日本政府はソ連仲介の終戦工作を模索するが、スウェーデンに駐在する海軍武官・大和田市郎は、瀕死の日本にとどめを刺す連合国側の極秘情報を入手した。日本が滅亡する前に、その情報を軍上層部に伝えるべく、いま二人の密使が放たれた…。
誕生 | (1950-03-16) 1950年3月16日(70歳)北海道夕張市 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1979年 - |
ジャンル | 冒険小説・時代小説・警察小説 |
代表作 | 『エトロフ発緊急電』(1989年)『警官の血』(2007年) |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1979年)山本周五郎賞(1989年)日本推理作家協会 |
デビュー作 | 『鉄騎兵、跳んだ』(1979年) |