春山入り
青山 文平
藩命により友を斬るための刀を探す武士の胸中を描く「春山入り」。小さな道場を開く浪人が、ふとしたことで介抱した行き倒れの痩せ侍。その侍が申し出た刀の交換と、劇的な結末を描く「三筋界隈」。城内の苛めで病んだ若侍が初めて人を斬る「夏の日」。他に、「半席」「約定」「乳房」等、踏み止まるしかないその場処でもがき続ける者たちの姿と人生の岐路を刻む本格時代小説の名品。
誕生 | (1948-12-03) 1948年12月3日(71歳) 神奈川県横浜市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 早稲田大学政治経済学部経済学科 |
活動期間 | 1994年 - |
代表作 | 『鬼はもとより』(2014年)『つまをめとらば』(2015年) |
主な受賞歴 | 中央公論新人賞(1992年)松本清張賞(2011年)大藪春彦賞(2014 |
デビュー作 | 『俺たちの水晶宮』(1994年) |