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かけおちる

青山 文平

二十二年前、妻と姦夫を成敗した過去を持つ地方藩の執政・阿部重秀。残された娘を育てながら信じる道を進み、窮乏する藩財政を救う秘策をついに編み出した今、“ある事情”ゆえに藩政を退こうとするがー。重秀を襲ういくつもの裏切りと絶望の果て、明らかになる人々の“想い”が胸に響く、感涙の時代長編。

青山 文平

青山 文平(あおやま ぶんぺい、1948年12月3日 - )は、日本の小説家。神奈川県横浜市出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。 == 経歴 == 経済関係の出版社に18年勤務した後、1992年からライターとなる。 1992年、「俺たちの水晶宮」で第18回中央公論新人賞を受賞(影山雄作名義)。その後、一旦創作活動を休止。 2011年、青山文平名義の「白樫の樹の下で」で第18回松本清張賞を受賞しデビュー。 2014年、『鬼はもとより』で第152回直木三十五賞候補。
誕生(1948-12-03) 1948年12月3日(71歳) 神奈川県横浜市
職業小説家
言語日本語
最終学歴早稲田大学政治経済学部経済学科
活動期間1994年 -
代表作『鬼はもとより』(2014年)『つまをめとらば』(2015年)
主な受賞歴中央公論新人賞(1992年)松本清張賞(2011年)大藪春彦賞(2014
デビュー作『俺たちの水晶宮』(1994年)