鬼はもとより
青山文平
どの藩の経済も傾いてきた宝暦八年、奥脇抄一郎は江戸で表向きは万年青売りの浪人、実は藩札の万指南である。戦のないこの時代、最大の敵は貧しさ。飢饉になると人が死ぬ。各藩の問題解決に手を貸し、経験を積み重ねるうちに、藩札で藩経済そのものを立て直す仕法を摸索し始めた。その矢先、ある最貧小藩から依頼が舞い込む。剣が役に立たない時代、武家はどういきるべきか!?
誕生 | (1948-12-03) 1948年12月3日(71歳) 神奈川県横浜市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 早稲田大学政治経済学部経済学科 |
活動期間 | 1994年 - |
代表作 | 『鬼はもとより』(2014年)『つまをめとらば』(2015年) |
主な受賞歴 | 中央公論新人賞(1992年)松本清張賞(2011年)大藪春彦賞(2014 |
デビュー作 | 『俺たちの水晶宮』(1994年) |