遠縁の女
青山 文平
『機織る武家』血の繋がらない三人が身を寄せ合う、二十俵二人扶持の武家一家。生活のため、後妻の縫は機織りを再開する。『沼尻新田』新田開発を持ちかけられ当惑する三十二歳当主。実地検分に訪れた現地のクロマツ林で、美しい女に出会う。『遠縁の女』寛政の世、浮世離れした剣の修行に出た武家。五年ぶりに帰国した彼を待っていたのは、女の仕掛ける謎ー。直木賞受賞作「つまをめとらば」に続く清冽な世界。傑作武家小説集。
誕生 | (1948-12-03) 1948年12月3日(71歳) 神奈川県横浜市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
最終学歴 | 早稲田大学政治経済学部経済学科 |
活動期間 | 1994年 - |
代表作 | 『鬼はもとより』(2014年)『つまをめとらば』(2015年) |
主な受賞歴 | 中央公論新人賞(1992年)松本清張賞(2011年)大藪春彦賞(2014 |
デビュー作 | 『俺たちの水晶宮』(1994年) |