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火影に咲く
木内 昇
幕末の京を駆けた志士と、想いを交わした女たち。彼らが生きた、かけがえのない一瞬を鮮やかに描き出す珠玉の短編集。
木内 昇
木内 昇(きうち のぼり、1967年 - )は日本の女性作家、編集者。 == 来歴・人物 == 東京都出身。東京都立国分寺高等学校、中央大学文学部哲学科心理学専攻卒業。出版社勤務を経て独立し、インタヴュー雑誌『Spotting』を主宰するなど、フリーランスの編集者、ライターとして活躍。2004年に『新選組幕末の青嵐』で小説家としてもデビューし、2008年には『茗荷谷の猫』を執筆した。2009年、第2回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。2011年、『漂砂のうたう』で第144回直木賞受賞。2014年、『櫛挽道守』で第9回中央公論文芸賞、第27回柴田錬三郎賞、第8回親鸞賞を受賞。
誕生
1967年 日本・東京都
職業
小説家、編集者
国籍
日本
ジャンル
時代小説
主題
2004年 -
代表作
『漂砂のうたう』(2010年)『櫛挽道守』(2013年)
主な受賞歴
早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞(2009年)直木三十五賞(2011年)中央
デビュー作
『新選組幕末の青嵐』(2004年)
新選組幕末の青嵐
身分をのりこえたい、剣を極めたい、世間から認められたいー京都...
茗荷谷の猫
新種の桜造りに心傾ける植木職人、乱歩に惹かれ、世間から逃れ続...
よこまち余話
その路地は秘密を抱いている。ここは、「この世」の境が溶け出す...
櫛挽道守
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地虫鳴く
走っても走ってもどこにもたどりつけないのかー。土方歳三や近藤...
漂砂のうたう
御一新から10年。武士という身分を失い、根津遊廓の美仙楼で客...
みちくさ道中
人生、思い通りにいかないところにドラマがある。迷ったり、立ち...
占
恋も仕事も占いで楽になる。そう思っていたのにー女たちの迷いと...
化物ロウ燭
なにかが、近づいてくる。気配が次第に濃くなっていく。名手が江...
球道恋々
金なし、地位なし、才能なしーなのに、幸せな男の物語。時は明治...
火影に咲く
幕末の京を駆けた志士と、想いを交わした女たち。彼らが生きた、...
万波を翔る
開国から四年、幕府は外国局を新設したが、高まる攘夷熱と老獪な...
ある男
明治政府が敷いた中央集権体制に昂然と抗った男たち。“意識”に...
光炎の人 下
大阪の工場で技術開発にすべてを捧げた郷司音三郎。これからの世...