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きららの指輪たち

藤堂志津子

雲母の指輪は肉眼では見えない。けれど女性たちはその透き通ったリングを指にして自分の人生のパートナーがあらわれるときを夢見る。-30代独身女性4人が、「老後のための住まい」を確保した。離婚したばかりの江美、不倫の恋多き真琴、教師の文子、どこかワンテンポずれてる麻子。新居を舞台に4人の新しい恋が始まる。傑作長編。

藤堂志津子

藤堂 志津子(とうどう しづこ、1949年3月14日 - )は、日本の小説家、エッセイスト。本名は熊谷 政江。 == 経歴・人物 == 北海道札幌市生まれ。北海道札幌北高等学校、藤女子短期大学国文科卒業。1968年、19歳で詩集『砂の憧憬』を刊行する(熊谷政江名義)。『北海道新鋭小説集』(北海道新聞社)に作品が収録。1979年、「熟れてゆく夏」が第11回新潮新人賞候補に(熊谷名義)。1983年、「椅子の上の猫」で月刊クォリティ主催の第7回北海道文学賞を受賞(熊谷名義)。
誕生(1949-03-14) 1949年3月14日(71歳) 北海道札幌市
職業小説家エッセイスト
言語日本語
国籍日本
最終学歴藤女子短期大学国文科卒業
活動期間1987年 -
ジャンル恋愛小説エッセイ
主な受賞歴北海道新聞文学賞(1987年)直木三十五賞(1988年)北海道栄誉をたた
デビュー作「マドンナのごとく」(1987年)