娘と嫁と孫とわたし
藤堂志津子
65歳の玉子は、亡き息子の嫁、里子と孫の春子との三人暮らし。お互いをいたわりあっての平穏な日々。そこに嫁にいった38歳の娘、葉絵がしょっちゅう帰ってきては、子供のころに心理的虐待を受けた、と身に覚えのない難癖をつけてからむ。実の娘よりも他人である嫁のほうがわかりあえるのか、いや、いざとなればやはり実の娘がたよりになるのか、玉子の心は複雑に揺れ動く。傑作連作短篇集。
誕生 | (1949-03-14) 1949年3月14日(71歳) 北海道札幌市 |
職業 | 小説家エッセイスト |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 藤女子短期大学国文科卒業 |
活動期間 | 1987年 - |
ジャンル | 恋愛小説エッセイ |
主な受賞歴 | 北海道新聞文学賞(1987年)直木三十五賞(1988年)北海道栄誉をたた |
デビュー作 | 「マドンナのごとく」(1987年) |