秋の猫
藤堂志津子
男はもうこりごりと思った私は、ついに念願の猫を飼うことにした。が、二匹のうちの一匹がどうしてもなつかない。表題作「秋の猫」。夫婦で犬を飼い始めたとたん、仕事は順調、夫は女をつくった。いざ離婚というときに、夫も私も犬の親権を主張して譲らない。「幸運の犬」ほか、犬や猫との交流をとおして、心を癒され、孤独の寂しさを埋めてゆく男女を描く、心温まる短編集。
誕生 | (1949-03-14) 1949年3月14日(71歳) 北海道札幌市 |
職業 | 小説家エッセイスト |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 藤女子短期大学国文科卒業 |
活動期間 | 1987年 - |
ジャンル | 恋愛小説エッセイ |
主な受賞歴 | 北海道新聞文学賞(1987年)直木三十五賞(1988年)北海道栄誉をたた |
デビュー作 | 「マドンナのごとく」(1987年) |