放蕩記
村山由佳
厳しい母親を恐れながらも、幼い頃は誇りに思っていた。いつからだろう、母を愛せなくなってしまったのはー。小説家の夏帆は、母親への畏怖と反発を抱えながら生きてきた。反抗の果ての密かな放蕩、結婚と離婚。38歳になりあらためて母娘関係と向き合う夏帆に訪れた、衝撃の真実とは。愛と憎、最も近い女同士の、逃れられないつながり。母を持つすべての人に贈る、共感と感動の自伝的小説。
誕生 | (1964-07-10) 1964年7月10日(56歳) 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 立教大学文学部日本文学科 |
活動期間 | 1990年 - |
ジャンル | 恋愛小説 |
代表作 | 『天使の卵-エンジェルス・エッグ』(1993年)『星々の舟』(2003年 |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1993年)直木三十五賞(2003年)中央公論文芸賞( |
デビュー作 | 『いのちのうた』(1990年) |