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遙かなる水の音

村山由佳

「僕が死んだら、その灰をサハラにまいてくれないかな」。亡き周の希望を叶えるために共にモロッコへと旅立つ4人。いまの恋愛関係の行き先に不安を覚える緋沙子。近づきつつある老いにおびえるゲイのフランス人、ジャン=クロード。ふとしたはずみで身体の関係ができ、気持ちの整理がつかない幼なじみの浩介と結衣。愛の深さ、強さとは。そして生きることとは。様々な愛の形を浮き彫りにする感動長編。

村山由佳

村山 由佳(むらやま ゆか、1964年(昭和39年)7月10日 - )は、日本の作家。恋愛小説を得意とする。 == 経歴・人物 == 東京都出身。立教女学院小・中・高を経て、立教大学文学部日本文学科卒業。不動産会社勤務、塾講師などを経験したあと、作家デビュー。『星々の舟』は第129回(2003年上半期)直木賞を受賞した。長らく千葉県鴨川市に住んでいたが、2007年(平成19年)に、離婚して東京に移住したのち、2009年(平成21年)に再婚した(2014年に離婚)。同じころ、体に3か所に刺青を入れた。
誕生(1964-07-10) 1964年7月10日(56歳) 東京都
職業小説家
言語日本語
国籍日本
教育学士(文学)
最終学歴立教大学文学部日本文学科
活動期間1990年 -
ジャンル恋愛小説
代表作『天使の卵-エンジェルス・エッグ』(1993年)『星々の舟』(2003年
主な受賞歴小説すばる新人賞(1993年)直木三十五賞(2003年)中央公論文芸賞(
デビュー作『いのちのうた』(1990年)