天使の梯子
村山由佳
バイト先のカフェで耳にした懐かしい声。それはフルチンこと古幡慎一が高校時代に思いを寄せた先生、斎藤夏姫のものだった。8歳年上、29歳の夏姫に、どうしようもなく惹かれていくフルチン。だが彼女は、体はひらいても心を見せてはくれない。10年前の「あの時」から夏姫の心には特別な男が棲んでいるのだからー。傷ついた心は再生するのか。愛は蘇るのか。それぞれの思いが交錯する物語。
誕生 | (1964-07-10) 1964年7月10日(56歳) 東京都 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 立教大学文学部日本文学科 |
活動期間 | 1990年 - |
ジャンル | 恋愛小説 |
代表作 | 『天使の卵-エンジェルス・エッグ』(1993年)『星々の舟』(2003年 |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1993年)直木三十五賞(2003年)中央公論文芸賞( |
デビュー作 | 『いのちのうた』(1990年) |