浜の甚兵衛
熊谷 達也
一攫千金を狙ってイチかバチかの勝負!明治29年、2万人を超える犠牲者を出す三陸大津波が発生した。沖買船の商売のため洋上にいて難を逃れた菅原甚兵衛は、港町・仙河海の富裕な魚問屋マルカネの社長と女郎屋の女将の子で、正妻の子である兄とはそりが合わず、鬱屈を粗暴な振る舞いに込めて暮らしていた。ある日、海上の事故で船を失った甚兵衛は、大きな借金を抱えつつ、北洋でのラッコ・オットセイ猟に賭けて出る。
誕生 | (1958-04-25) 1958年4月25日(62歳) 日本・宮城県仙 |
職業 | 作家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京電機大学理工学部 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『邂逅の森』(2004年) |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1997年)新田次郎文学賞(2000年)山本周五郎賞( |
デビュー作 | 『ウエンカムイの爪』(1997年) |