山背郷
熊谷達也
「山背」とは初夏の東北地方に吹く冷たい風のことをいう。その山背が渡る大地で様々な厳しい営みを続け、誇り高く生きる男たち。マタギ、漁師、川船乗り、潜水夫…。大自然と共生し、時に対峙しながら、愛する家族のために闘う彼らの肖像を鮮やかに描き、現代人が忘れかけた「生」の豊饒さと力強さを謳う九編の物語。作家の原点が凝縮された傑作短編集。
誕生 | (1958-04-25) 1958年4月25日(62歳) 日本・宮城県仙 |
職業 | 作家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 東京電機大学理工学部 |
活動期間 | 1997年 - |
ジャンル | 小説 |
代表作 | 『邂逅の森』(2004年) |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1997年)新田次郎文学賞(2000年)山本周五郎賞( |
デビュー作 | 『ウエンカムイの爪』(1997年) |