霧の橋
乙川優三郎
刀を捨て、紅を扱う紅屋の主人となった惣兵衛だったが、大店の陰謀、父親の仇の出現を契機に武士魂が蘇った。妻は夫が武士に戻ってしまうのではと不安を感じ、心のすれ違いに思い悩む。夫婦の愛のあり方、感情の機微を叙情豊かに描き、鮮やかなラストシーンが感動的な傑作長編。第七回時代小説大賞受賞作。
誕生 | (1953-02-17) 1953年2月17日(67歳) |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1996年 - |
ジャンル | 時代小説 |
代表作 | 『五年の梅』(2001年)『生きる』(2002年)『脊梁山脈』(2013 |
主な受賞歴 | オール讀物新人賞(1996年)時代小説大賞(1997年)山本周五郎賞(2 |
デビュー作 | 『連鎖』 |