落花狼藉
朝井 まかて
戦国の気風が残る、江戸時代初期。葦の生う辺地に、ひとつの町が誕生した。徳川幕府公認の傾城町、吉原だ。公許は得ても、陰で客を奪う歌舞妓の踊子や湯女らに悩まされ、後ろ楯であるはずの奉行所には次々と難題を突きつけられる。遊女屋の女将・花仍は傾城商いの酷と華に惑い、翻弄されながらも、やがて町の大事業に乗り出すー。
誕生 | (1959-08-15) 1959年8月15日(61歳) 日本・大阪府羽 |
職業 | 小説家 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 甲南女子大学文学部国文学科卒業 |
活動期間 | 2008年 - |
ジャンル | 時代小説 |
主な受賞歴 | 小説現代長編新人賞奨励賞(2008年)本屋が選ぶ時代小説大賞2013直木 |
デビュー作 | 『実さえ花さえ』(2008年) |