銀の猫
朝井 まかて
お咲は、年寄りの介護をする「介抱人」。口入屋「鳩屋」の主人・五郎蔵とお徳夫婦に見守られ、誠心誠意働くお咲は引っぱりだこだが、妾奉公を繰り返してきた母親のだらしなさに振り回され、悩む日々-。そんな時、「誰もが楽になれる介抱指南の書」を作りたいという貸し本屋・佐分郎太から協力をもとめられた。「いっそ、ぎりぎりを攻めるってのはどうですかね、お咲さん」-「いいかも。そのぎりぎり」。長寿の町・江戸に生きる人々を描く傑作時代長編。
誕生 | (1959-08-15) 1959年8月15日(61歳) 日本・大阪府羽 |
職業 | 小説家 |
教育 | 学士(文学) |
最終学歴 | 甲南女子大学文学部国文学科卒業 |
活動期間 | 2008年 - |
ジャンル | 時代小説 |
主な受賞歴 | 小説現代長編新人賞奨励賞(2008年)本屋が選ぶ時代小説大賞2013直木 |
デビュー作 | 『実さえ花さえ』(2008年) |